住宅ローン

住宅ローン 借り換え(リファイナンス)得する人・損する人 完全ガイド

目次

2015〜2020年頃に住宅ローンを組んだ方、そのままで大丈夫ですか?2026年現在、変動金利が15年ぶりに1%を超える局面で、借り換え(リファイナンス)で100〜500万円の総返済額削減が可能なケースが増えています。この記事では「得する人・損する人」の判断基準を実例で解説します。

借り換えで得する 3 つの条件(定番の目安)

以下の 3つを全て満たすと借り換え検討価値が高い:

  1. 現在の金利と新ローン金利の差:1% 以上
  2. ローン残高:1,000万円 以上
  3. 残り返済期間:10年 以上

これが「1,000万・1%・10年ルール」。

実例計算

ケース1:2018年契約、金利1.2%、残高3,500万円、残り25年

現在の状況: - 変動金利 1.2%(固定期間10年終了で上昇) - 月々返済:約134,000円 - 残り総返済:約4,020万円

借り換え後(ネット銀行 変動 0.5%): - 月々返済:約124,000円 - 新ローン総返済:約3,720万円 - 総返済額削減:300万円

借り換え諸費用:約70万円

純得:230万円 ✅ 借り換え価値大

ケース2:2020年契約、金利0.7%、残高2,000万円、残り15年

現在: - 月々返済:約117,000円 - 残り総返済:約2,106万円

借り換え後(0.4%): - 月々返済:約115,000円 - 新ローン総返済:約2,070万円 - 総返済額削減:36万円

借り換え諸費用:約50万円

純損:14万円 ❌ 借り換えマイナス

ケース3:2015年契約 フラット35、金利1.8%、残高2,800万円、残り20年

現在: - 月々返済:約139,000円 - 残り総返済:約3,336万円

借り換え後(変動0.5%): - 月々返済:約122,000円 - 新ローン総返済:約2,928万円 - 総返済額削減:408万円

諸費用:約60万円

純得:348万円 ✅ 即 借り換え推奨

借り換え諸費用の内訳

借り換え時にかかる費用(合計50〜100万円):

項目 金額
融資事務手数料 3〜110万円
保証料 0〜100万円
登録免許税 10〜15万円
司法書士手数料 6〜10万円
印紙税 2万円
一括繰上返済手数料 0〜3万円
抵当権抹消・設定 5〜10万円
合計目安 50〜100万円

諸費用 < 総返済額削減 が借り換え成立の絶対条件。

借り換えで損する ケース 5

1. 残高が少ない(1,000万円未満)

金利差があっても総削減額が諸費用を下回るケース多い。

2. 残存期間が短い(10年未満)

10年以内完済予定なら、諸費用を取り戻せない。

3. 金利差が 0.5% 未満

定番ルール「1%以上差」に満たない場合、諸費用で食われる。

4. 審査で金利上乗せになる

健康状態・勤続年数・収入減で優遇金利が受けられない場合、借り換え効果減。

5. 固定金利期間中の借り換え

違約金(当初期間優遇違約金)が発生するケース。事前確認必須。

借り換え vs 繰上返済の比較

借り換え諸費用60万円あるなら、繰上返済にした方が得な場合も。

繰上返済(60万円)の効果

  • 金利1.2%残高3,500万円から60万円繰上
  • 総利息削減:約110万円

借り換え(60万円諸費用)の効果

  • 上記ケース1:削減300万円

金利差 0.7% 以上ある場合は借り換えの方が有利、それ未満なら繰上返済が無難。

借り換え先の選び方 2026年版

ネット銀行(低金利優先)

  • 住信SBI ネット銀行:変動 0.298〜0.398%
  • 楽天銀行:変動 0.372%
  • auじぶん銀行:変動 0.319〜
  • 事務手数料 2.2% 定率型が多い

大手都市銀行(サポート重視)

  • 三井住友信託銀行:変動 0.3〜0.5%
  • ソニー銀行:変動 0.407%
  • みずほ:変動 0.375〜

フラット35(長期固定)

  • 残存期間が長い場合の安心選択
  • 団信が別料金
  • 変動からフラットへの借り換えは金利上昇局面で有効

借り換えプロセス(所要 1〜2 ヶ月)

  1. 事前診断(1週間) - 現在のローン残高・金利確認 - 複数行の借り換えシミュレーション
  2. 事前審査(2週間) - 候補銀行3行程度 同時申込
  3. 本審査(3週間) - 1行に絞って書類提出
  4. 契約・決済(2週間) - 現ローン完済 + 新ローン実行 同時
  5. 抵当権抹消・設定 - 司法書士手配

チェリ街の借り換え診断

チェリ街の金利比較では、変動・固定・フラット35の最新金利をリアルタイム表示。現在の住宅ローン金利と比較して、借り換えメリットを即計算できます。

  • 日銀API 実データ
  • 銀行別 比較
  • 諸費用込み 純益計算

2026年は「借りっぱなし」は損する年。一度見直してみてください。広告なし・中立データのみ、消費者100%の味方で判定します。

更新履歴

  • 2026-04-22: 出典リンク明示、編集方針リンク追加、構造化データ強化
  • 2026-04-19: 初版公開

📊 データ出典

データ最終確認日: — 公式 API の最新データと照合済み

チェリ街編集部

東京23区の住宅購入データを国土交通省・日本銀行の公式APIから直接取得・分析。 広告収入・仲介手数料ゼロの独立系メディア。 著者について →

免責事項: 本記事の取引価格・借入可能額・金利は、公開時点のデータに基づく参考値です。 実際の融資審査・購入判断は金融機関・不動産専門家にご相談ください。 投資判断は自己責任でお願いします。

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