住宅ローン

住宅ローン 変動金利 vs 固定金利 2026年版 どっちを選ぶべきか

目次

2026年に入り、日本の住宅ローン金利は15年ぶりに変動金利が1%台に乗る局面を迎えました。超低金利時代が事実上終わり、「変動金利一択」という従来の常識が揺らぎ始めています。この記事では2026年時点の金利環境を踏まえて、変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきかの判断基準を解説します。

2026年4月時点の金利水準

金利タイプ 最優遇金利 主な商品
変動金利 0.31〜0.75% 三井住友・みずほ・楽天銀行など
10年固定 1.3〜1.8% 各大手銀行
全期間固定(フラット35) 2.4〜2.7% 住宅金融支援機構

※ 実際の適用金利は審査結果により異なります。最新データはチェリ街の金利比較で確認できます。

変動金利のメリット・デメリット

✅ メリット

  1. 金利が低い(最大1〜2%の差) - 3,500万円を35年ローンで借入した場合、金利0.5%と2.5%で総返済額は約1,200万円の差
  2. 5年ルール・125%ルールで急激な増加を回避 - 金利上昇時も5年間は返済額が据え置き、次の5年で最大1.25倍まで
  3. 繰上返済の自由度が高い

❌ デメリット

  1. 将来の金利上昇リスク - 日銀の利上げ方針で変動金利も段階的上昇中
  2. 返済額が確定しない心理的負担
  3. 5年ルール後の急激な負担増リスク - 「未払利息」が発生するケースも

固定金利のメリット・デメリット

✅ メリット

  1. 返済額が35年間変わらない - 家計計画が立てやすい
  2. 金利上昇局面での安心感
  3. 共働き休暇・転職など収入変動に強い

❌ デメリット

  1. 現時点の金利が変動より高い - 3,500万円借入で総返済額が約1,000万円以上多い計算も
  2. 金利が下がっても恩恵を受けにくい - 借換えには諸費用50〜100万円が必要

実際のシミュレーション:3,500万円・35年ローン

項目 変動(0.5%) 10年固定→変動(1.5%→0.8%) 全期間固定(2.5%)
月々返済額(初期) 90,854円 107,145円 125,080円
10年総返済額 約1,090万円 約1,285万円 約1,500万円
35年総返済額 約3,816万円 約4,200万円 約5,253万円

※ 金利変動なしと仮定した概算。実際は変動金利の将来値で大きく変わります。

2026年の選び方 — 3つの判断基準

基準1:今後の収入に余裕があるか

収入に余裕あり → 変動金利でもリスクを吸収可能 ギリギリの返済計画 → 固定金利で家計を守る

基準2:借入期間が残り何年あるか

短い(〜15年) → 変動金利の方が有利(金利変動のリスクが限定的) 長い(30年以上) → 固定金利または「ミックス型」で分散

基準3:金利上昇をどう見るか

  • 日銀は2026年末までに政策金利1%超を視野
  • 変動金利も連動して上昇する見込み
  • 「今後5年で+1%」を前提に返済額をシミュレーションし、耐えられるか確認

ミックス返済も選択肢

借入額の半分を変動、半分を固定にする「ミックス返済」はリスク分散に有効です。銀行によっては1本の契約で設定可能。

まとめ — 2026年の推奨

こんな人におすすめ 金利タイプ
収入に余裕があり、金利上昇にも耐えられる 変動金利
返済額を確定させて家計計画を安定させたい 全期間固定(フラット35等)
リスクを分散しつつメリットも取りたい ミックス返済(半々)

「金利のある世界」に回帰した2026年、変動金利一択の時代は終わりました。自分のライフプランに合った選択を。

チェリ街の住宅ローン計算機では、変動・固定・ミックスを実際の日銀金利データでシミュレーションできます。広告なし、業者の味方ではない、消費者100%のためだけの中立な試算をご利用ください。

更新履歴

  • 2026-04-22: 出典リンク明示、編集方針リンク追加、構造化データ強化
  • 2026-04-18: 初版公開

📊 データ出典

データ最終確認日: — 公式 API の最新データと照合済み

チェリ街編集部

東京23区の住宅購入データを国土交通省・日本銀行の公式APIから直接取得・分析。 広告収入・仲介手数料ゼロの独立系メディア。 著者について →

免責事項: 本記事の取引価格・借入可能額・金利は、公開時点のデータに基づく参考値です。 実際の融資審査・購入判断は金融機関・不動産専門家にご相談ください。 投資判断は自己責任でお願いします。

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